【インタビュー】チャレンジ精神に富み、変化や失敗を恐れない企業に

150831_interview_top2
㈱EXCITE 代表取締役常務 今義夫(いまよしお)

本誌 本日はお忙しい中、ありがとうございます。早速ですが、就任の経緯をお聞かせ下さい。

今代表 ニューギングループには新井悠司(代表)という司令塔がいます。先代より代表を引き継ぎ、冷静沈着な経営手腕でグループを当時の4倍以上に成長させた実績をもつ司令塔です。新井代表以外にも優秀な専務、常務がおり、彼らにEXCITEの代表を引き継ぐというのも一つの考え方でしたが、彼らは開発や営業という専門性をもっており、全体を見渡す立場に置くのは人材の使い方としてもったいないという結論に至りました。なぜ私が抜擢されたのかというと、私は事務畑の人間として社の財務をずっと見てきました。ニューギンの経営状態を常に把握しておりますので、経営に関して的確な報告ができ、代表の考えを踏襲しながら社員の指導も行える立場にあります。全体を見ながら比較的冷静に物事を考えられる立場にあったという事が大きな理由だと思います。

本誌 今後、どのような会社作りをしていきたいと考えていますか。

今代表 EXCITEは「ニューギンらしくないパチンコを作っていこう」というコンセプトのもとに設立しました。まだまだ新しい会社なので、チャレンジ精神に富んだ、変化や失敗を恐れない企業として成長していきたい。ニューギングループは「花の慶次」シリーズをはじめとするヒット商品を数多く提供できたことにより、業界の中での立ち位置を着実に伸ばしています。EXCITEの経営戦略としては、そのニューギンを手本にして独自性を持つブランドとして確立していきたいと考えています。その独自路線の一つとして考えているのがパチスロ企業としてのスタンスです。現在、ニューギンはパチンコ、EXCITEはパチスロという分離を一つの目的に進めていますが、内規の変更等、業界の現状を見ますと、それだけでやっていけるのかは少し疑問が残ります。今後、ニューギングループと協議しながら、パチンコのリリースも含めて舵取りをしていきたい。
150831_interview_2
本誌 EXCITEの方向性や経営ビジョンを教えて下さい。

今代表 先ほどもお話しましたが、EXCITEはニューギンブランドとの差別化を一つの目的に設立しました。立ち上げ当初はパチンコ自体のファン離れが顕著で、特に若年層ユーザーの支持を得るのに苦労していた時期でした。その様な中、EXCITEは特に若者をターゲットに楽しさを追求した斬新な機種開発を行えないかという使命をもって生まれました。“完全自力型パチンコ”という斬新なコンセプトを掲げた「CRアップルシード」もその一つです。しかし、(ニューギンと同じ)パチンコという土俵や若年層特化という面で、ニューギンとの完全な線引きや二極化は難しく、昨年来より検討を重ねた結果、原則的にニューギンがパチンコを、EXCITEはパチスロを育てていこうという方向性が定まりました。「戦国パチスロ花の慶次~戦極めし傾奇者の宴~」を皮切りに、遊べるAタイプ機や価格面でも安価で提供できる機種など、幅広いラインナップを用意しております。

本誌 遊技人口の減少に対して、ファン拡大は喫緊の課題です。メーカーの役割をどの様に考えてらっしゃいますか。

今代表 一昨年度には900万人にまで割り込んだ遊技人口が昨年度は1100万人にまで、少しではありますが回復基調を見せるようになりました。ホール様の企業努力の中、バリエーションに富んだ遊技機構成や玉貸単価の多様化など、幅広いお客様に多種多様な娯楽が提供できたことが一つの成果なのではと思います。メーカーとして、飽きの来ない遊技機や、年配から若年層まで幅広い層が短時間、長時間ともに楽しめる遊技機を開発していく事が使命、責任だと思っています。また、価格面に関しては、高価なものもありますが、我々が蓄積してきましたリユース・リサイクルのノウハウを活用し、低価格な遊技機も年に何機種かは提供できるような方針も立てながら展開していきたい。高価な機械を低貸玉営業で新台として導入するのは負担です。クオリティを維持しながら部品単価を下げることによって、安価で提供できる遊技機を製造していきたい。
150831_interview_3
本誌 パチンコ・パチスロを取り巻く環境は現在、めまぐるしく変化しております。先行き不透明な状況ですが、ホールをはじめとする業界関係者に力強いメッセージをお願いします。

今代表 我々は娯楽産業としてのコンプライアンスを守ることが絶対の使命です。そして、“娯楽の提供”そのものは最低限の企業努力だと思っています。ホール様、エンドユーザーともに楽しんで頂ける遊技機を開発するため、試験の中で試行錯誤を繰り返し、チャレンジを形にしていきたい。私の座右の銘は『楽苦に生きる』です。言葉としては非常に軽く聞こえるが、中に含んだ意味は非常に重く、人生というのは楽(ラ)しく生きる事が本来であるなら、そこには苦(ク)しい事を乗り越えてこそだという意味です。苦を避けて楽は訪れません。“楽”しい機械を開発するというメーカーとしてのあり方にも置き換えられるのではないでしょうか。

本誌 本日はありがとうございました。

【プロフィール】
1954年2月6日生まれ、61歳、大阪府出身。平成3年にニューギングループの不動産関連会社、(有)アイコー入社後、平成9年に㈱ニューギンへ転籍。平成12年より執行役員として管理本部長兼社長室長に就任、以降、平成18年に取締役、平成26年からは常務取締役を経て、平成27年1月、㈱ニューギンの常務執行役員社長室長経営管理本部管掌就任と同時に㈱EXCITE代表取締役常務に就任。趣味はゴルフと絵画鑑賞・収集。現在、30点ほどの絵画を所蔵する。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中